自転車小屋を作ってもらったのはいいんだけど、足場が砂利だから自転車がが安定せずに倒れちゃうんだよね。。。
足場が悪い場合は、舗装するか自立できるようなサイクルスタンドを用意する必要があるね!よーし!サイクルスタンドを作ろう!
この記事はこんな方におすすめ
この記事はこんな方におすすめ
- サイクルスタンドが欲しい
- 自転車がよく倒れる
- 自転車置き場の足場を舗装していない
この記事は木製のサイクルスタンドの作り方を解説する記事です。初心者でも簡単に製作可能な内容となっておりますので、最後までご覧いただければと思います。
Table of Contents
サイクルスタンドの設計図
まずはサイクルスタンドの設計図と寸法をご確認ください。45度に取り付けられた2本の木材で自転車の車輪を固定します。4台駐輪可能です。
ちなみに図面はcaDIY3D-XというCADソフトで描いています。DIY向けでCADを使ったことのない人でも直感的に3D図面を描くことができる優れものです。
サイクルスタンドDIYに必要な材料と費用
今回のDIYでは以下の木材を使用しています。樹種やサイズはお好みで大丈夫です。
実際に一束(6本)を購入すると1000~2000円で購入できるはずです。
杉野地材 60×25×3000 6本
その他に必要な道具は以下の通りです。
✔ 刷毛・マスキングテープ
✔ 塗料(ウォルナット、ネイビー)
✔ ビス
✔ 卓上マルノコ
✔ 鋸
✔ インパクトドライバー
✔ サンダー
サイクルスタンドDIYの手順
次の手順でDIYしていきます。製作時間は2~3H
①木材カット
②土台組み立て
③嵌めこみ部分組み立て
④塗装
難しい工程はなく、初心者でも簡単に取り組めるよ!
木材カット
まずは杉野地材を以下の寸法に切断します。
✔ 2000㎜ 3本
✔ 813㎜ 8本
✔ 600㎜ 2本
✔ 575㎜ 2本
卓上丸鋸で切断するととても楽です。材料が傾かないように端の方に下駄をはかせてやってください。
卓上丸鋸がないという方は、木材を真っ直ぐ切る方法として以下の記事を参考にしてください。
各寸法に切断できたら、次は自転車を固定する部分を留め加工(斜め45度)していきます。
ぴったりと斜めに切るのはなかなか難しいのですが、卓上丸鋸は角度調整も可能なので、いとも簡単に45度が完成します!下の写真のように角度の目盛りが付いています。
このように簡単に45度の留め切りが完成します。
全部で8本の両端を留め切りします。左右の向きを間違えないように気を付けて下さい。これで木材のカットは完了です。
土台組み立て
次は組み立ての工程に入ります。まずは土台部分を組み立てます。
下図は仮置き状態ですが、ビスで留めていきます。
斜め方向から120㎜の長いビスで留めていきます。まずまっすぐ数ミリの下穴を開けて、次は斜めに下穴を開ける。最後にビス留めです。
ビスを留める時ですが、少しだけずらした状態から締めはじめると、ぴったり嵌めやすいです。添付の動画を参考にどうぞ!
▼音は出ません▼
これを4か所締めたら、壁面の木材を組み立てます。これは底面からビスを打つだけですね。
左右ともにビス留めしたら、両側に長尺の木材を渡して固定します。横に倒した状態で斜めからビス留めします。
車輪嵌めこみ部分組み立て
車輪を嵌め込む斜めの木材を組み立てていきます。
まずは片側の木材だけを仮固定しておいて、実際に自転車を置いて幅を決めて下さい。
きちんと自転車を固定できる幅が決まったら2本目の木材を固定していきます。下部上部同様に2本ずつビス留めしていきます。
注意
割れが発生しやすいので必ず下穴は開けること!
あとは同じ作業を4回繰り返すだけです。この流れで4台分を取り付けます。
取り付けたら自転車が自立するか確認しましょう!
出っ張った部分を鋸で切り落とします。こういう部分に使うノコギリはダボ用鋸やアサリなし鋸を使うと周囲を傷つけないので使いやすいです。
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ヤスリがけ
野地材なのでささくれで手を切らないように、手で触れる部分はサンダーで表面を綺麗にしておきます。サンダーをかけておくことで、塗装がのりやすくなるというメリットもあります。
塗装
最後に塗装です。今回はウォルナットとネイビーの2トーンカラーで仕上げます。ブルーシートを敷いて周囲を汚さないように準備します。
先に枠組み部分のウォルナットを塗装します。
塗料が乾いたらネイビー色を塗装します。今回は使いかけの塗料缶を使いますが…
塗料缶が開かなくて困ったことありませんか?
そんな時は缶オープナーが便利です!
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ウォルナット部分にネイビー色が付かないようにしっかりとマスキングをします。
木製サイクルスタンド完成
塗装が乾いたら完成です!ツートーンカラーでいい感じに仕上がりました。
実際に自転車を設置するとこんな感じです。砂利部分に自転車を停めておくと、転倒することがありましたがサイクルスタンドを設置することによって防ぐことができそうです。
自転車が乱雑に停められているのと、きっちり等間隔に並んでいるのとでは見た目の印象も全然違うね♪
自転車の他にはキックボードやストライダー等にも使えますので、用途によって少しずつ改良していくのもいいかもしれませんね。
このサイクルスタンドはサイクルポート内に配置して使用していきます。
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