子供達が楽しくおままごとで遊べるように、子供部屋にままごとキッチンを製作しました。
この記事はこんな方へオススメ
・子供のためにままごとキッチンを作りたい
・市販のままごとキッチンを買おうか迷っている
自分で作ると市販で売っているキッチンの半額程度で作ることができます。また好きな機能を付け足し可能で、急な要望にも応えられます。
このままごとキッチンは私が初めてDIYした作品です。初めてでも無事に完成させることができましたので、未経験の方やDIYを始めたばかりの方でも製作可能です。特殊な技術は必要ありません。
必要なのはやる気と少しの時間だけです。
Table of Contents
ままごとキッチンDIYの目的
娘がおままごとをする機会が増えてきたので、楽しく遊べるものを作る目的でDIYしました。IKEAに買い物に行ったときにとても欲しそうだったので。
ままごとキッチンの仕様(DIY)
まず前提として市販のカラーボックスを使用するということが決まっておりました。
作業時間とコストを大幅に削減できるからです。
また土台として使用するためにも水平に狂いがないのも大きなポイントです。
細かな部分は試行錯誤しながら進めていきます。
作っていくうちに若干、手書きのイメージからは変わっていきます。
仕様・・・というかイメージですね。
〇低コスト、単純構造
〇木をイメージさせるカラーリング
装備させたいもの
コンロ2つ
蛇口
シンク
作業スペース(まな板置くスペース)
棚
オーブン
タオル掛け
ままごとキッチンDIYに使用した資材・工具
次に使用した材料や工具です。
ホームセンターや百均で手に入るようなもので製作できます。
使用した材料と工具
カラーボックス(ニトリ)
※カラーBOXカラボ(2段)1000円くらい
木材
(パイン集成材等)
※すいません。切る前の寸法は憶えていません。
①天板部分 300㎜×560㎜
②左 500㎜×300㎜を曲面にカット
③右 500㎜×300㎜を曲面にカット
④フロント 75㎜×560㎜
⑤荷棚 100㎜×560㎜
⑥開き戸用 420㎜×270㎜
⑦オーブン扉用 175㎜×275㎜
⑧オーブン用棚板 270㎜×275㎜
(角材)蛇口用
・140㎜×40㎜×40㎜
(円柱材)コンロつまみ用
・50㎜
・15㎜
(有効ボード)
・400㎜×590㎜
その他
・ボール(シンク用)
・タオル掛け金具1個
・蝶番4個
・取っ手2個
・アクリル板
・各種取付ビス
・コースター
・前開き用ステー
・平ステー4個
塗料
・水性ペンキ(白)
・水性ウレタンニス
使用工具
・インパクトドライバー
・マルノコ
・マルノコガイド
・ジグソー
・サンダー
・カンナ、金ヤスリ
・サンドペーパー
ままごとキッチン 製作工程
ままごとキッチン作業スペース(上半分)製作
ままごとキッチン 枠組み
〇木材に墨付け
先ほどの図面(メモ)を参考に鉛筆で墨付け
曲面はコンパスで書きました。
〇木材カット
直線部分はマルノコで、曲面はジグソーで切りました
〇ペーパー掛け→塗装→ペーパー掛け
展開して並べました。
寸法はザックリとこんな感じです。
ままごとキッチン シンク取付
〇シンクの穴開け
位置関係を整理するために組み立てながら進めました。
インパクトドライバーで下穴を開けてビス留め、シンク用のボールの大きさを確認しながら位置を決めていきます。
ボールが深すぎると底づきして収まらないので注意してください!
〇インパクトドライバーで大きめの穴をあけて、ジグソーで円形に穴をあけていきます。
〇金ヤスリ、サンドペーパーで形を整えたらボールを嵌めてみます
ぴったりに収まりました。
あとは完成前に接着剤で付ければ大丈夫です。
〇荷棚部分、有効ボードを取付
インパクトドライバーで下穴をあけてビスで組み立て
ままごとキッチン コンロ
○コンロ調整つまみ用に穴を開けます。
図の左側のように取り付けて、ぐるぐる回る仕様です。
〇つまみ用に2つの円柱材(丸棒)を用意しましたが、15㎜が通る穴を開けます
(円柱材)コンロつまみ用 ・50㎜ ・15㎜
〇インパクトドライバーで15㎜の穴を開けます
この時、ついでにタオル掛けの穴も開けて取り付けておきます。
円柱材をスムーズに回転させられるようにヤスリで穴を削っていきます。
〇ノコギリでつまみ用の木材をカット
円柱材(50㎜)を適度な厚さにカット。
円柱材(15㎜)は枠組みの厚さよりちょっと長いくらいにカットします。
裏側につける木材は何でもいいです。
先端のつまみ部分は端材をペーパーできれいに仕上げました。
〇材料が揃ったら木工ボンドで貼り付け
コンロのつまみが完成しました!
穴がギリギリの大きさだったりすると回転時に引っかかるので注意です。
ままごとキッチン 蛇口
蛇口は図の右側の部分です。
〇角材をカット
(角材)蛇口用 ・140㎜×40㎜×40㎜
〇ペーパーがけして仕上げます
角がきれいになったら裏からビス留めして取付。
これで蛇口が完成しました。
割と手抜きな構造ですが、蛇口は本物を付けてもいいですし、可動式を作るのもいいかもしれません。
ままごとキッチン作業スペース(上半分)完成
コンロとしてコースターを貼り付け、シンクのボールを貼り付けると上半分が完成です。
いい感じです。
何か土台があるならばこれだけでも遊べそうです。
ままごとキッチン 収納スペース(下半分)製作
収納部分やオーブンのある下半分の製作です。
ニトリのカラーBOXカラボ(2段)を組み立て
説明書通りにビス留めしていくだけです。
カラーボックスを組み立てて、上に載せるだけで…
それっぽいですね。いい感じです。
ままごとキッチン 棚、オーブン製作
〇棚用の木材をカットします。
寸法は図の通りです。
〔正面から見た図〕
〔上から見た図〕
⑥開き戸用 420㎜×270㎜
⑦オーブン扉用 175㎜×275㎜
⑧オーブン用棚板 270㎜×275㎜
カットが完了したらペーパーかけ
↓
〇塗装(白)→ ペーパーかけ
〇次に⑦と⑧を当てがいながら、きちんと開閉できる場所に取り付けるようにマーキング
〇⑧の棚板をビスで取付
〇次に扉となる⑦を⑧に蝶番で取り付けます
〇前開き用のステーを取付
これで開けたときに水平に固定されます。
〇取っ手を取付
取っ手の形状には様々な形状がありますので、好きなものをチョイスしてみてください。
※アクリル板の部分は完成してしばらく経ってから要望があったので取り付けました。
写真が新旧入り混じっております。
「パン焼くとこがないよ!」とのご指摘。。。
要望に応えるため…
インパクトドライバーで大きめの穴をあけて、
ジグソーでくり抜き
ヤスリで仕上げて
再塗装!
そしてアクリル板をビスで取付
開けるとこんな感じ
閉めるとこんな感じです。
ドーナツを入れるとこんな雰囲気
娘の急な要望にも応えることができました。笑い
途中で仕様変更が可能なことはDIYの醍醐味でもあります。
〇右部分の開き戸
〇右側に蝶番、左側に取っ手を取付
〇マグネットキャッチャー取付
扉「閉」時はマグネットキャッチャーで固定しています。
オーブンの部分も同じです。
これで下半分も完成!
あとは上下をドッキング!
裏からと横からの4点を平ステーでビス留めしています。
見た目によりこだわる方はダボ打ちでドッキングもいいかと思いますが、ニトリのカラボを使ったので無難にビスで留めました。
ままごとキッチン完成
ままごとキッチン完成!!
色々と飾り付けるとこんな感じです。(これはクリスマス前の写真)
姉妹の小さなキッチンとして小学校くらいまで遊んでくれたら、製作者として本望ですね。
制作費用・・・6000円程度 製作期間・・・1か月 ※休日しっかりやれば2日間くらいで完成できると思います。
うちに遊びに来てくれた友人はどこで買ったの?IKEA?って間違えてくれることがあり、割と完成度高いのかな?とちょっと嬉しくなります。興味のある方、お子様の喜ぶ顔が見たいという方の参考になれば幸いです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
他のDIY記事については下記リンクよりどうぞ
【DIY】キッズハウスの作り方!初心者でもできる
【DIY】ラブリコで簡単DIY!オシャレな飾り棚の作り方!初心者向け