我が家の庭。
外からの見た目が気になるわー。
お願い!オシャレなフェンス!
この記事は以下の方にオススメ ✔ 背の高い目隠しフェンスを作りたい
✔外からの視線が異なる
✔ 外からの乱雑な庭を外から隠したい
✔市販のキットよりオシャレな外観にしたい
記事の内容 ✔ ウッドフェンスの仕様
✔ 使用した材料
✔ ウッドフェンスの作り方・手順
✔ 使用した工具
自分で設計しDIYした目隠しウッドフェンスについて、順に解説していきます。
Table of Contents
【DIY】ウッドフェンスの仕様(キット不使用)
ウッドフェンスの仕様および設計図です。※キット不使用
基礎の穴を掘り4個の沓石(くついし)を配置し、アルミの支柱を立て、木材を支柱に取り付けます。
フェンスの高さは横幅3670㎜×高さ1570㎜のサイズです。
塗装色はウォルナット(好きだから何でもウォルナットで塗っちゃう。笑)
次は材料です。
ウッドフェンスDIYに使用した材料
使用した材料は以下の通りです。
使用した材料 《木材》 《支柱》 《沓石》 《塗料》 《その他》 ACQ材1×6×12F×8(21462円)
※AQCとは防腐剤が注入された木材のこと
40角アルミ支柱高さ1800㎜×4(22244円)
コンクリート基礎のブロックのこと※ホームセンターの屋外に売ってます180×180×450mm ×4(4720円)
今後、塗り重ねることを想定するとオイルステインタイプがオススメオイルステイン(ウォルナット)1280円
・インスタントセメント1袋(490円)
・タッピングビス
・端材
かかったお金:合計50196円
安価に材料を揃えるバージョン
合計29098円で作れますので、2万円近くも安価に製作することも可能です。
でも木材の運搬は非常に大変ですね。
※必要な工具はこの記事の最後にまとめていますので御確認下さい。
ウッドフェンスDIYの手順・方法
ウッドフェンスDIYの製作工程を順に解説していきます。
手順としてはシンプルです。準備→基礎→支柱→塗装→木材取付の5工程です。
ウッドフェンス施工準備
まずは木材と支柱の仕入れからスタートします。
私は木材・支柱ともにインターネットで購入しました。
理由は長尺物になるため運搬が大変だからです。
またアルミ支柱はあまりホームセンターには置いていません。
ネットの店舗なら任意の長さにカットして配送してくれるのでとても便利です。
参考に購入先のリンクを貼っておきます。
以下の点に注意してください
注意
✔ 運搬の負担を考慮しよう ✔ 購入する寸法に注意
ウッドフェンス基礎施工
まずは最も肉体的にハードな基礎施工です。
使用した道具 ✔ ショベル ✔ 複式ショベル(あったら便利) ✔ 水準器 ✔ 水糸(あったら便利) ✔ ハンマー ✔ 角材
沓石(くついし)配置
写真は沓石(くついし)というコンクリート基礎です。
ホームセンターの屋外エリアにおいてあることが多く、今回購入したのは450㎜の高さの沓石。
まずは沓石4点の配置位置を確認します。
沓石を実際の位置置いてイメージを確認しましょう。
穴を掘って1つ目の沓石を配置、起点位置を決める
ショベルで沓石よりも少し大きな穴を掘ります。縦200mm×横200mm深さ350mmの穴を掘りました。
このとき小さめの水道配管用ショベルがあると非常に掘りやすいです。
また深くまで掘った時は複式ショベルだと土を掻き出しやすいです。
穴掘りのポイント
✔ 角を入念に掘る
✔ 周りを掘り過ぎない
角は角コテがあると土を削ぎやすいです。他のコテや小さいショベルでも代用可。
注意点としてむやみに掘り過ぎると地盤が緩くなるので掘るのは最小限にしましょう
掘り終わったら沓石を穴に入れて設置します。
沓石単体で水平を確認する
穴が掘れたら沓石を配置して水準器で水平を確認します。
縦方向と横方向両方でしっかり確認しましょう。
水平が取れたら、まだ土で埋めずそのままにして次の沓石を配置します。
一番端の沓石を配置、全体の水平を確認する
今回は4つの沓石を配置しますので、最初の沓石から一番遠い位置の沓石を配置します。
配置したら沓石の端と端に角材を打ち込んで沓石の高さの位置に水糸を張り水平をとります
真ん中2つの沓石も同様に配置
水糸でレベルを出していますので、それに合わせて残りの2つの沓石を配置します。
入念に水平を確認
4つの沓石の水平と沓石の中心から中心の距離を確認します。
このウッドフェンスの場合は沓石中心から沓石中心まで1253㎜なので、その距離と少し離れて全体のバランスを確認していきます。
ウッドフェンス支柱施工
基礎ができたら次は支柱を立てます
使用した道具 ✔ インパクトドライバー ✔ ショベル(小) ✔ 指矩(さしがね) ✔ コテ ✔ 長い棒 ✔ 角材 ✔ 端材(三角)
柱の位置を図面寸法通りに木材へ墨付け
フェンス用の木材2枚を用意して、柱4本を取り付ける場所を墨付け(鉛筆で印)します。
墨付けするのはフェンスの一番下と一番上用の木材です。
支柱を4本並べて一番上の木材だけを固定
支柱を4本並べて、先ほど墨付けした木材1枚を柱の一番上に取り付けます。
(先端の形状に注目)
はじめはステンレスのビスを使用予定でしたが、アルミ支柱に負けて折れてしまいました。
インパクトドライバーでビスを打ち込んでいきます。
まずは上のビスから打ち込み、指矩で90度をしっかりと確認して下のビスを打ち込みます。
一番上の木材取付後は、支柱に対して残りの木材7枚分の取付位置を墨付けしておきます。(チョーク等で)
それと同時にモルタルで埋める部分にも印をしておきます。
沓石に差し込んで両端を固定
1つに繋がった4本の支柱を沓石へ差し込みます。(2人でやった方が安全)
この際に支柱の高さを確認しておきます。
少し低い場合は沓石の中の穴に砂利などを入れ高さを調整します。
三角形の端材を柱と支柱の間に差し込んで支柱位置を固定する
不安定な場合は長い角材を打ち込みズレの防止を図る
簡単に釘等で留めておきましょう。
モルタルを練って流し込む
インスタントセメントをに水を加えて混ぜます。少し砂利を混ぜて嵩増ししても大丈夫です。
私は砂利を入れたらインスタントセメントは1袋で済みました。しかし水と混ぜるだけだと10㎏では足りないです。
その都度、モルタルを上に盛っていくと外向きに
勾配が取りやすいです!(水がたまりにくい)
1日放置して、翌日の状態
これで基礎は完成
ウッドフェンス塗装
美観性向上および防腐対策としてフェンスの木材へ塗装をしていきます。
元々の木の色はやや緑っぽい色でしたが、ウォルナットのステイン材で塗装します。
ステイン材は木材に浸み込んでいくタイプの塗料ですので重ね塗りに向いています。
使用した道具 ✔ サンダー ✔ 刷毛 ✔ ペイントうすめ液
サンダーでサンディング
塗装前の基本ですが、サンダーまたは紙ヤスリで塗装面を荒らします。
塗料の食いつきがよくなって塗料が乗りやすくなります。
塗装
ステイン材で2度塗りします。
木口(断面)からの塗装をオススメします。(滲みやすいので)
我が家の場合は、子供の抑えが利かなかったので好きなように塗らせました。笑
塗装後24時間で乾燥。2度塗りの場合も24時間置いてから塗装してください(メーカー推奨)
※私は待ちきれず1日で塗りました。ボソッ
塗装前の木材
塗装後の木材
使用した塗料はこちら
油性なのでペイントうすめ液と一緒にお使いください。
刷毛を洗ったり、塗料を薄めるために必要です。
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ウッドフェンス木材取り付け
塗装が完了したら下から順に木材を取り付けます。
使用した道具 ✔ インパクトドライバー ✔ 端材19㎜
一番下の木材を固定
この作業は2人でやった方がスムーズです。
先ほど墨付けした木材を一番下の部分に取り付けます。
地上から240㎜の高さから取り付けていきます。
まず1本留めて、水平を水準器で確認しながら、反対側を留めます。
下から順に仮止め
1枚留めれば、あとは一人でできます。
次に19㎜の端材を両端に挟み、その上に次の木材を乗せます。
そしてビスを留める。この繰り返しで一番上まで留めていきます。
全てのビスを取り付け
仮止めが終わったら残りのビスを全て留めていきます。
全部で64本です。
全てを留め終わったら…
ウッドフェンス(DIY)完成!
遂にウッドフェンス完成です!じゃじゃーん!!
ウォルナットの色合いと建物のバランスがいい感じになったと満足しています。
防腐剤入りの木材にアルミ支柱など長持ちするような材料にこだわりました。
外注するよりは安くできますし、GWに製作した思い出として今後も残り続けるでしょう。
ちなみに右側の広く空いたスペースへは作業小屋を作る予定(夢)です。
ウッドフェンスDIYに使用した工具と道具
ウッドフェンスDIYに使用した道具を紹介します。
《必須な道具》
✔ ショベル
✔ 水準器
✔ インパクトドライバー
✔ ハンマー
✔ 刷毛
✔ ペイントうすめ液
以下はあると便利です。
✔ 複式ショベル
✔ 水糸
✔ サンダー
まとめ ウッドフェンスDIY キットなしだと見栄えにこだわることができる
ウッドフェンスの作り方はいかがだったでしょうか?
ウォルナットの締まった雰囲気で美観性も向上し、隠したい部分は目隠し。妻の要望に沿ったウッドフェンスとなりました。
重量物運搬や穴掘りといった大変な作業もありますが、根気があれば完成までたどり着けるはずです。
みなさんも是非取り組んでみてはいかがでしょう?
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