上履きデコ

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上履きデコに絵心は不要!【すみっコぐらし】描き方や滲まないペンは?

幼稚園の上履きにすみっコぐらし描いて欲しいな~♡

 

娘からこんなお願いがありました。娘を溺愛する父として、この願いを叶えてやらない訳にはいきません!

 

ケイタ

パパに任せなさい!

・・・とは言ったものの、どうやって描けばいいのか?

 

この記事では実際に上履きデコに挑戦した模様について紹介していきます。

上履きデコの方法

快諾してしまいましたが、どうやってやるのか?方法を調べてみたところ大まかに2つの方法があることがわかりました。

①布用のペンで描く
②アクリル絵の具で描く

 

この2択から選ぶことにしました。しかしどちらの画材も持っていません。筆者は鉛筆やパソコンで絵を描くのが得意ですが、昔から絵の具には苦手意識があったため、①の布用ペンで描くことにしました。

 

実際に購入したのはこちらのペンです。

 

様々なペンの口コミを見ると「滲む」って書いてあるものが多いんです。商品紹介には滲みにくいと書いてあるのに…。

滲むのは何が原因なのか考えました。その結果いくら滲みにくいインクだとはいえ、繊細なタッチができないと滲む(使い方の問題)のだろうという結論に至りました。

そこで着目したのは「ペン先」、次項でこのマーカーを選んだ理由を解説します。

布用マーカーを選ぶ際のポイント

布用マーカーを選ぶ際のポイントは「ペン先」にあります。

 

布用マーカーのペン先は一般的に3種類。

・細字
・太字
・筆

 

この中でオススメするのは圧倒的に筆タイプのものです。細字や太字は名前を書くのに適していますが、イラストを描くときは、つい力を入れ過ぎて滲みやすいのです。イラストには繊細なタッチが可能な筆タイプが適しています。色を塗る時にも塗りやすいです。

 

この「ファブリカラーツイン」は細字と筆が両方あるので文字とイラストの使い分けができ、口コミでも滲んだという声が少ない商品でした。

 

 

 

上履きデコに必要なもの

上履きデコに必要なものを下記にまとめました。

・上履き
・布用マーカー
・トレーシングペーパー
・シャーペン
・アイロン
・当て布
・デコパージュ仕上げ液

詳細については手順の中で紹介していきますね。

 

今回使用する上履きはこちらです。白ペースでイラストの描きがいのある靴です。

上履きデコの手順

上履きデコの手順を確認しておきましょう。

①図案を決める
②トレーシングペーパー下書き
③上履きに転写する
④色を塗る
⑤輪郭線を描く
⑥アイロンで定着させる
⑦仕上げ液で保護する

①~⑦の手順で完成となります。図案にもよりますが、おおよそ2~3時間もあれば完成すると思います。

上履きデコのやり方(すみっコぐらし)

順番に各工程について解説していきます。

①図案を決める

まずは何の絵を描くのか決めましょう。我が家の場合は「すみっコぐらし」のリクエストがあったので、既に決まっております。実際に存在するイラストをトレースするのが一番簡単ですので、絵本などがあれば効率的に図案を考えることができます。

 

我が家の場合はこの本「すみっコぐらし大図鑑」の中からトレースすることにしました。大図鑑というだけあって分厚い本ですので、等倍のトレースで上履きにおさまるものがたくさんありました。

すみっコぐらし大図鑑

 

 

 

②トレーシングペーパーに下書き

トレーシングペーパーで図鑑のイラストをトレースします。トレースは下絵を上からなぞるだけなので、絵心の類は必要ありません。

 

トレースの際に気を付けるポイントは以下の通りです。

・トレーシングペーパーがズレないようにマスキングテープなどで固定する
・トレースすると転写した際に左右が反転する
・鉛筆は濃く描くようにする

 

こんな感じでトレーシングペーパーを下絵の上に置いて、シャーペンでなぞります。

上履きデコトレース

 

下絵を外したものはこちらです。そこそこ描けてますね。

 上履きデコ 下絵

③上履きに転写

トレーシングペーパーの表面を上靴に押し当てて転写しますが、その前に準備することがあります。

〔準備〕
・ゴムの部分をマスキングテープで保護する
・上履きの中に詰め物を入れる

ゴムの部分をマスキングテープで保護する

鉛筆の線はゴム部分についてしまうとなかなか取れません。それを防止するためにマスキングテープを貼り、保護しておきます。※どんなマスキングテープでも構いません。

上靴の中に詰め物を入れる

上履きの中は当然空洞なので、ちょっぴり凹んだりするとイラストを書きづらい。それを防ぐために上履きの中に新聞紙などの詰め物を入れます。

上履きにトレースした下絵を転写

トレーシングペーパーを上履きに押し付けて下絵の線をうつします。靴の中に指を入れて両側からぐいぐい押すとよくうつります。

 

このように輪郭線がうつります

 

ケイタ

あれ?めっちゃ薄くない?

 

実際にはもう少し見やすいですが、それでもかなり薄いですね。もっと鉛筆の線を濃くしておけばよかったと思いました。

④色を塗る

さきほどうつした輪郭線を頼りに色から塗っていきます。購入した筆ペンの出番です!ゴシゴシ塗っていくと滲む恐れがあるので、繊細なタッチで少しずつ塗っていきます。色と色が重ならないように塗ってください。

 

 

 

 

塗り終わったのがこちらです。このまま少し乾かします。

⑤輪郭線を描く

ある程度、色が乾いたら輪郭線を黒で描きます。

 

 

注意

乾燥が足りない状態で上塗りすると滲むので、注意して下さい。

 

⑥アイロンで定着させる

アイロンをかけてインクを定着させます。アイロンをする際には当て布を使ってください。少し温める程度で十分です。

 

⑦デコパージュ液で保護する

最後に上履きを洗った際にインクが薄くなったり、とれたりしないように保護します。

 

使うのはデコパージュ液(仕上げ材)です。ダイソーで購入可能です。「仕上げ液」ですので間違えて買わないように注意!

デコパージュ液

 

プリンカップなどにデコパージュ液を出して、平筆で伸ばしましょう。

 

それを筆で伸ばして塗っていきます。

 

塗り終わったらドライヤーで乾かして、乾いたら再度塗り重ねます。(2~3回繰り返し)

 

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すみっこぐらし上履きデコ完成

そして遂に完成です!

いろんな方向からご覧ください。

めっちゃ可愛い♡

上履きデコの注意点

上履きデコをする際の注意点をまとめました。失敗しないためにしっかり守って実践しましょう。

・布用ペンで重ね塗りする時は、乾いてから塗る
・色を変えて近くを塗る時も、乾いてから塗る
・輪郭線よりも先に色を塗る
・ゴム部分は保護する

 

他の上履きデコ作品

はじめて上履きデコをやってからというもの、くつがサイズオーバーするたびに依頼されるようになりました。

ここには2作目以降の上履きデコ作品を公開していきます。

 

すみっコぐらし2

2作目もすみっコぐらしでした。

読書の秋っぽいすみっコたちです。幼稚園の先生にもすぐに気づいてもらえたみたいで、娘は大喜びでした。

 

 

すみっコぐらし3

3作目もすみっコぐらしです。

お花になったすみっコたちのイラストです。個人的には笑顔いっぱいの「ざっそう」がお気に入りです。

 

まとめ ~世界で一つだけの上履きを楽しもう~

自分の手で仕上げた上履きは、まさに世界でたった一つだけです。お子様も大喜びすること間違いなしですね。失敗しないためにしっかりと手順や失敗しにくいアイテムを活用して挑んでみてください。

 

手順を振り返ります

①図案を決める
②トレーシングペーパー下書き
③上履きに転写する
④色を塗る
⑤輪郭線を描く
⑥アイロンで定着させる
⑦仕上げ液で保護する

 

 

滲みにくいのは布用の筆ペンです。商品選択に迷ったら選択肢の一つにどうぞ。

 

 

 

次は何描いてもらおっかな~?

ばぶ~!(私も!)

まだまだ依頼が続きそうです。

ケイタ

上履きデコを施した上履きを洗う場合の注意を以下の記事にまとめました。

 

 

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