木工作品の継ぎ手部分に隙間ができてしまったこと、ありませんか?
私もあります。木材の加工は常に100%正確とは限りませんよね。
DIYだと機械のような精度は難しいもんね。
でも大丈夫!この記事ではそんな時に使える小技「木屑パテ」について紹介していきます!
この記事の内容
- 木屑パテの作り方
- Before&After
- 木屑パテのメリットと注意点
これらの内容について解説していきます。
Table of Contents
木屑パテの作り方
早速、木屑パテのの作り方を紹介します。
step
1材料を用意する
用意するのはたったのこれだけです。
✓ 木工ボンド
✓ 木屑
✓ ヘラ
✓ 容器
木工ボンド
どのご家庭にでもある「木工ボンド」を用意します。
50g~の小さなタイプも売ってますが、500g~1kgの大きさのものを買った方がコスパがいいです。
ちなみに木工で広範囲を塗る場合は「速乾」じゃないタイプの方がいいですよ。接着前に乾いてしまうので。
木屑
ノコギリなどで木材を挽いたときに出る木屑です。
私は掃除の時に木くずを集めて容器に貯めています。
ヘラと容器
なんでもいいです。アイスの棒やプリンカップで十分ですが、百均に売っているシリコンのヘラと容器がおすすめです。
理由は固まってからペロッと簡単に剥がれるからです。
step
2材料を混ぜる
容器に木屑と木工ボンドを適量入れて混ぜます。
均等に混ざったら完成!
木屑で隙間を埋めてみる
実際に木屑パテで隙間を埋めてみましょう。
Before
丁寧に作ったつもりの棚枠ですが、加工精度がイマイチで追い入れ継ぎの隙間があります。ここに木屑パテを塗っていきます
つまようじで中まで押し込む
塗りすぎた木屑パテを取る
ウエスやティシューなどでよく拭き取る
After
ほら、隙間がなくなっています。最初からぴったりとくっついていたかのようです!
木屑パテで隙間を埋めるメリット
木屑パテで隙間を埋めると以下のようなメリットがあります。
木屑パテを使うメリット
✓ 作品の見た目が綺麗に仕上がる
✓ 既製品の木工パテを買わなくてもいい
木材の加工はいつでも100%正確とは限りません。私も隙間が空いてしまうことはもちろんあります。
そんな時に、木屑パテを使えば市販の木工パテなどを買わなくても安価に見た目を整えることができます。
木屑パテで隙間を埋めるときの注意点
木工パテを使うときの注意点を解説します。
注意点
✓ 着色前の場合は塗料が乗らない可能性あり
✓ 隙間以外に塗らないようにする
✓ 屋外には使用できない
木工ボンドですので、ステイン系の塗料やワックスの塗料の乗りが悪い可能性があります。
その場合は、塗装前から塗料と木屑を混ぜておくとパテの色も変化しますので試してみて下さい。アクリル系の塗料は上から塗料をかぶせるだけなので、後塗りで問題ないです。
また、むやみに隙間以外の場所にボンドを塗ると凸凹になったり、塗料の乗りが悪くなるので、マスキングをするか塗った直後にきれいに拭き取ってください。
木工ボンドの性質上、屋外では使用できないので注意してください。
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まとめ ~コストをかけずに木工ボンドで解決しよう~
木屑パテはいかがだったでしょうか?とっても簡単ですよね。
この記事のまとめ
✓ 木屑パテは木屑と木工ボンドで完成
✓ 安価に隙間の修正が可能
✓ 塗料によっては工夫が必要
木屑と木工ボンドだけで簡単に隙間の修正が可能になる「木屑パテ」はとても手軽。隙間できちゃった~という方は一度試してみて下さい。
既製品も販売されておりますが、少量の割にいいお値段するので悩むところですね。
でもご家庭にある木工ボンド、用途の広い木工ボンドで直せたら安く済みますよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。木部の隙間を埋めるだけで作品の完成度も上がります。是非試してみて下さいね!