サラリーマンの皆さん。
- 日々の残業に追われていませんか?
最近、働き方改革推進の声が高まり、定時で帰宅するサラリーマンが増えてきたと聞きます。
果たしてうまく定時で帰っている(定時ダッシュ)方はどうやって仕事を終わらせているのでしょうか?
この記事はこんな方へオススメ
✔ 早く帰宅してプライベートの時間を大切にしたい ✔ 子供が帰りを待っている ✔ 職場の雰囲気のせいで帰りづらい
このような悩みを解決して「定時ダッシュ」決めちゃいましょう!
この記事では下記の内容を解説します。
✔ 定時ダッシュとは? ✔ 定時で帰るための準備 ✔ 定時で帰るためのポイント ✔ どうしても今の職場では無理なら
それでは順に解説していきます。
Table of Contents
定時ダッシュとは?何が悪い?
定時ダッシュとは定時のチャイムが鳴ると同時に仕事を終えて帰宅することです。
残業せずに帰るということですね。
早く帰宅して家族の時間を大切にしたり、趣味や副業の時間を確保したり、人それぞれ時間の使い方は様々ですが、毎日そんな時間が取れたら幸せですよね。
しかし、定時で帰ることにいい顔をしない人っていますよね?
そんな人に邪魔されない方法についても紹介していきます。
定時ダッシュのポイント(準備編)
定時ダッシュで帰ることを習慣化するには事前の準備が必要です。
1.毎日の終業前に明日やることをリスト化する。 2.仕事の期限は日頃から守る 3.電話<メールの比率を増やす 4.スキルを磨く
1.毎日の終業前に明日やることをリスト化する
明日やることを明確にしてリスト化します。
それを実行順に書いてから帰宅します。
翌日はリストの順位通りに上から消化していきます。
2.仕事の期限は日頃から守る
期限を守らない人や仕事が残っているのに定時で帰る人は印象が悪いです。
日頃から期限を守り、明日の朝までに必要な仕事は終わらせるようにしましょう。
仕事を忘れないためにもリマインダーなどでtodo管理することを推奨します。
3.電話<メールの比率を増やす
仕事を早く終わらせるためには時間を有効に使いましょう。
仕事に集中しているときに電話が鳴ると一気に集中が途切れ、何をしていたのか分からなくなることってありませんか?
電話は自分の時間だけでなく相手の時間も奪います。
絶対に電話が必要な場合や緊急時以外はメールでやり取りしましょう。
そして思ったタイミングでアクションがなかった場合に電話しましょう。
4.スキルを磨く
仕事を早く終わらせるためには当たり前ですが、自分のスキルを上げることが一番手っ取り速いです。
これは最低限の努力として必要です。
教材はググればいくらでも出てきますし、これらのスキルは誰でもどこでも使えるものなので一度身に着けておくことをオススメします。
《習得した方がいいいスキル》
・ショートカットキーを覚える ・ブラインドタッチを覚える ・マクロ、VBAなどで自動化
定時ダッシュするためのポイントと注意点
定時ダッシュするためのポイントは以下の5点です。
1.周りを気にしない 2.明日できることは明日やる 3.上司が席を立っているときに帰る 4.仕事は6割でいい 5.集中力を切らさない
詳しく解説していきます。
1.周りを気にしない
周りを気にしていると帰れません。
周囲の方が残業しているとなんだか帰りづらいですが、自分の仕事はきっちり終わったと自信をもって帰りましょう。
そして、定時帰りに慣れると周囲の方々の認識も以下のように変わってきます。
・家族を大切にしている人 ・いつも定時で帰る人
こういう共通認識がされてくると、定時前に仕事を頼まれることが減ります。
帰ろうと思ったら仕事を頼まれることってありますよね?
逆に仕事を頼んでおいて帰るのは印象が悪いので避けた方がいいです。
2.明日できることは明日やる
明日できることは明日やりましょう。
今取り掛かっている仕事は明日が締め切り(提出期限)でしょうか?そもそも期限を確認しましたか?
仕事を受ける前にざっくりとした期限を確認することを忘れないようにしましょう。
✔ この資料はいつ使うものなのか ✔ スケジュールも合わせて確認
上記とは反対に、絶対に定時で帰らないといけない訳ではないと思うので、仕事が捗っているときはそのまま集中が途切れるまで継続することも効率よく仕事を進めるポイントです。
メリハリが大切だということです。
3.上司が席を立っているときに帰る
上司が真っ先に帰る職場は稀だと思います。
帰るときに上司の目が気になる、何か言われそうな場合は、上司がトイレや打ち合わせで席を立ったタイミングで退勤するのも一つの手です。
物理的に干渉されることがないのですんなり定時ダッシュできます。
他にも誰かが帰る波に乗って、どさくさ紛れに帰るという手もありですね。
4.仕事は6割でいい
仕事をはじめから10割の出来栄えにしない。
仕事で作る資料には色々とありますが、上司に見せる場合は何かしら修正を求められることが多いですよね?
これは資料が間違っているわけではなくて、「上司が自分の意見を入れたい」という思いから出てくる修正の場合が多いです。もちろん間違っている場合やもっといい方法を教えてくれる場合もあります。
ボクシングでいきなり渾身のストレートを打ち込んでも相手をとらえることはできませんよね?肩透かしを食らってカウンターを食らうのがオチです。
まずはジャブ(6割程度)のパンチを繰り出して、相手の力を借りて(上司の意見)カウンターを決めるのが一番効率のいい仕事の進め方です。
速度重視で完成度6割の資料を作って、そこに上司の意見を取り入れて8割の完成度にすればいいのです。
上司からすると時間がかかった割に意図したものと違う資料が出てきたら結構困ります。
6割の段階で目を通すことで軌道修正が可能ですし、助言をもらうと完成までが早いです。
資料を作るうえで大切なのは、クオリティを高めることよりも意見を取り入れることなんですよね。
5.集中力を切らさない
集中力が切れると仕事の効率は下がります。
そうならないためには以下の5つのポイントに注意しましょう。
・スマホを見える位置に置かない ・青色のものを近くに置く ・疲れたらナッツを食べる ・いい姿勢を保つ ・昼寝で回復する
順に解説していきます。
スマホを見える位置に置かない
スマホの通知が来てバイブが鳴ったり、画面が光ると一瞬で集中が切れてしまいます。
一度集中が切れると戻るまでに数十分かかるといわれています。
集中を切らさないためにスマホをチェックする時間を決めておくのがいいです。
単純ですが集中すると決めたら…
✔ スマホは引き出しの中にしまう ✔ 音が鳴らないようにしておく
これが一番簡単ですが、有効です。
青色のものを近くに置く
色には様々な効果があり、視界に入ることによってさまざまな効果をもたらします。
代表的なものをピックアップしました。
《色の与える効果》
黄色 理解力、記憶力、判断力を高める 赤色 注意力を高める 緑色 リラックス効果 青色 感情を抑え、集中力が上がる
青色のものをデスクに置くことで集中力を高めることができます。
例えば筆箱や水筒、ボールペンでも構いません。
私はパソコンの高さを調整する台や万年筆、筆箱に青色を取り入れています。
色の選択に迷ったときは「青色」を選ぶことで集中力が上がりやすくなります。
疲れたらナッツを食べる
集中力は使うと少しずつ消耗していきます。
一日で集中することができる時間は限られているといえますが、集中力は回復させることも可能です。
これは栄養を取ることで回復します。
ナッツには少量のブドウ糖と脳の神経伝達を活発にはたらかせる「レシチン」という栄養素が多く含まれています。
ブドウ糖は一度にとり過ぎると、血糖値が急激に上がるためしばらくすると急激に上がった血糖値を下げるように働いてしまいます。
これが眠気の原因になりますので、血糖値が徐々に上昇するナッツがオススメです。
チョコレートなどの甘すぎるものは眠気の原因にもなりますので注意です。
私は大袋でミックスナッツを買っておき、小さなタッパーに入れて少しずつ食べます。
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いい姿勢を保つ
いい姿勢を保つと血流が良くなり脳へブドウ糖が供給しやすくなるため集中が途切れにくい。
常にいい姿勢を保つのは結構難しいですが、気が付いたら姿勢を正すことを心がけましょう。
それだけでも効果はありますよ。
ノートパソコンを使っている方は前かがみになり、視線も下に下げる傾向があります。
自分の作業姿勢を思い出してみてくだい。
負担のかかる姿勢になっていませんか?
これでは首や肩の血流が悪くなり、肩こりや腰痛の原因になる上に集中力も持続しにくいです。
ここで使った方がいいツールを紹介します。
・ノートパソコンスタンド ・ワイヤレスキーボード
これらを使うことで理想的な姿勢でパソコンを扱うことが可能です。
昼寝で回復する
集中力を高めるためには昼寝も有効です。
昼休みがある方は20分程度の仮眠をとると、集中力が回復し、眠気も解消されて午後の作業でも集中力を切らさずに取り組むことができます。
また昼寝の前に一杯のコーヒーを飲むとカフェインが作用してすっきり昼寝から目覚めることができます。
《オススメの昼寝環境》
✔ 昼寝前に一杯のコーヒー ✔ 耳先着用(ノイズキャンセリングイヤホンも可) ✔ 携帯用枕使用 ✔ アイマスク着用
全てを取り入れなくてもいいですが、耳栓があると雑音がシャットアウトできるので気持ちよく眠れますよ。
定時ダッシュできない。労働環境が悪く残業が多いなら転職一択
労働環境環境が悪く、自分の力ではどうすることもできない場合は上記の方法では限界はあります。
それでも環境を変えたい、早く帰りたい方は「転職」も一つの選択肢です。
人生百年時代、終身雇用破綻の将来がすくそこまで迫っています。
労働環境が悪い同じ会社に固執するのではなく、自ら時間を創出して収入の柱を増やす活動を始めましょう。
長時間労働の影響でその時間が確保できないのであれば、転職を検討する選択肢もありです。
今の仕事に疑問を感じている方は考え直すいい機会かもしれません。
以下は人気のある転職エージェントのサイトです。
悩んでいる時間があったら、転職エージェントにとりあえず登録することをおすすめします。
《転職エージェントサイト》
doda | 10万件以上 |
リクルートエージェント | 10万件以上 |
リクナビNEXT | 約3万件 |
一人で悩むより、相談した方が吉です。
まとめ ~定時ダッシュで思い描く理想の働き方を実践しよう~
定時ダッシュで早く帰って、自分のやりたいことに費やす時間を増やしたいですよね。
皆さん定時ダッシュの準備はできましたか?
最後にもう一度確認しておきましょう。
《定時ダッシュのための準備》
1.毎日の終業前に明日やることをリスト化する。 2.仕事の期限は日頃から守る 3.電話<メールの比率を増やす 4.徹底的な効率化を進める
《定時ダッシュのポイント》
1.周りを気にしない 2.明日できることは明日やる 3.上司が席を立っているときに帰る 4.仕事は6割でいい 5.集中力を切らさない
そして、これでもどうしようもない場合は転職一択です。
周囲や今の自分に流されることなく、自分の未来は自分で切り開きましょう。